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まちらぼのちょっとここだけの話vol.50


こんにちは。こんばんは。おはようございます。

石井さんから青春の襷を引き継いだ小出薫です。


私の青春の一つ、学生演劇のことをお話します。


中学校まで、「演劇」というと学芸会のイメージが強く、

興味がない、というより、むしろ恥ずかしい、関わりたくないものという印象がありました。


ところが、高校に入学したときの部活動のオリエンテーションで、

「美化委員会」という構内の清掃や廃棄物処理を取り仕切る委員会が、

「ゴミラVSビカチュー」というものすごくエキサイティングな演劇を繰り広げるのを目にしたときに、印象がガラッと変わりました。

(そもそも、部活動の紹介なのに、委員会が登場するのもアグレッシブです。)


この「ゴミラVSビカチュー」を仕掛けたのが、演劇部の先輩たちでした。

さっそく、演劇部に入部しました。


当時、惑星ピスタチオという劇団が、「パワーマイム」という、

文字通りパワー(体力)だけを使って宇宙空間を駆け巡るような表現をしており、

それが、高校の演劇部でも流行っていました。

(なんと、いま無料公開されています。「破壊ランナー」、おススメです)


その後、演劇集団キャラメルボックス、NYLON100℃、演劇弁当猫ニャーなど、

その世界ではとても有名な、でも一歩世界の外に出るとあまり知られていないカルチャーにのめりこみました。


中でも、第三舞台や虚構の劇団を主宰している鴻上尚史さんの作品やエッセイを観たり読んだりという体験は、人格形成に大きな影響を与えていると思います。

(最近は、AERA連載「ほがらか人生相談」の全然ほがらかでない相談の連載があり、これも追いかけています。)

「どうして学校の先生は、髪型や服装を管理しようとするのか」、「どうして親は、若いときは異性との付き合いを「不純」ととらえるのに、適齢期を過ぎると「早く結婚しないのか」と反対のことを言うのか」などなど、生きることの息苦しさを「世間」という枠組みから解きほぐして教えてくれた、大きな存在です。


大学に進学して、演劇サークルに入って、役者もやらせてもらったり、演出や音響を考えたり、チラシをつくって配ったり、舞台装置の製作に参加したり、何かを作り上げることの楽しさを味わいました。

大学時代は京都に住んでいましたが、社会人劇団の方と知り合って一度だけ東京での公演に参加させていただき、これも貴重な体験になりました。



思い出・・・と思っていたら、数年前に、大学時代の仲間から声を掛けてもらい、十数年ぶりに舞台に出て、思い出が一つ加わりました。



ですが、近年は基本的には観る一方です。

しかもコロナ禍で対策に非常に苦心して公演している業界の方々に敬意を抱きつつ、

観劇ライフを続けていきます。



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