まちらぼのちょっとここだけの話vol.59
小滝地区に現れた孫こと三熊愛です。あいくまって呼んでください。
この1年間小滝に通った中で「やっぱ好きだな、糸魚川」と思ったところを
2つ紹介します。
まずひとつ目は、148号線の景色。
ちょうど1年前に地域おこし協力隊になった私は決死の8時出勤をしていました。
早朝(個人差あり)の秋晴れの148号線では、その時間だけの白んだ日光に照らされた山峰?が見ることができるんです。
それを見るだけで割と朝起きた苦労が報われて「よ〜し、今日も頑張っちゃうぞ」となるので、三熊はチョロめです(笑)
私が一番好きなスポットは急カーブに集中するから一瞬で過ぎ去ってしまいます(写真はお気に入りスポットではありません)。
この時期イチヨンパで小滝方面へ向かう時は是非探してみてください。

次に、何気ない小道たち。
私の住んでいた札幌は、基本的に碁盤の目状に整備されていて、道が超シンプルでした。
京都や糸魚川に来てから小道を通るようになったので、夜に初めて行く友達のアパートに入る小道は大体怖かったものです。
特に京都は景観条例などがあって、街灯が存在しない通りもあります。真っ暗な道を歩いた時は、どこから変な輩が飛び出すか、道のどこかに凹みでもあるのか...なんてアホのような大真面目な考えがよぎることも。
でも、そんなわけの分からない小道がここにあることの意味を考えると、いつかの誰かの歴史を垣間見ることができるんです。
こんな細い道誰が通るねん!とか思いながらも、その奥にあるお宅が見えると合点がいくこともあったりします。
不可解なようでいて、その道を利用する方にとっては不可欠な道。
特定の個人やコミュニティのために作られた感じに、人間味を感じているのかも?
たかが道に「人間味」...って、いや毎日話してるやんとか思う人もいるかもしれません。
けど、道を開拓してから人が入ったのではなく、人の生活があってこそ生まれた道。
今度、塩の道を歩く予定があるのですが、それも何か理由あるのかな...(写真は塩の道ではありません)。
