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まちらぼのちょっとここだけの話vol.76

どうも。すぎもとです。

まちづくりらぼもついに解散。

5年間走り続けたぼくにとっての「まちらぼ」ってなんだったのか。


いざ問われるとなかなか難しいところですが、きっと「趣味」であり、「実験室」だったんだと思います。


今は昔、杉本がまだ大学生だったころ、当時も「能登ラボ」という能登の地域課題にぶつかっていくための学生団体を立ち上げて活動していました。


同じ志をもつなかまたちと喧々諤々と「まち」を考えて動いて、時には失敗もして、自分はもちろん、対面した相手のいろんな感情にストレートに向き合って。


そんな経験ができることそのものが、杉本にとってはすごく心地よかったことが思い出されます。その時からきっと杉本は「まちづくり」の虜になっていたんでしょうね。


糸魚川に帰ってきたあとも、同じような感情・感動を味わえる環境を探していました。全然有名になってないので恥ずかしいですが、そんな環境をじぶんでつくりだそうとして、幼馴染と団体立ち上げをしたこともあります。でも、あんまり活動できずにぽしゃったんです。


何かないか、何かないか、とうまくいかないフラストレーションを抱えていたときに、声をかけてもらって立ち上げた「まちづくりらぼ」。


「帰ってこれた」と感じました。

ぼくはまた、この、同じ志を持つなかまたちと、まちにすむいろんな人たちの感情に向き合える環境に、帰ってこれた。


この5年間、「仕事でもないのによくやるね」ってよく言われました。

でも杉本にとっての「まちづくりらぼ」は、ぼくにそう声をかけた方々にとっての「釣りに行く」だったり、「パチンコにいく」だったり、「映画をみる」だったりと、同じところにある「趣味」だったんだと思います。

やらなきゃいけないこと、でも、やらされていること、でもなくて、「やりたいこと」が「まちづくりらぼ」でした。



そうはいっても、杉本は市の職員。

地方公務員として、公共の福祉のために身を粉にして働くことが命じられた立場にいます。

本業である公務でももちろん、糸魚川にすむひとたちがどうしたら幸せになれるのか、

いろんな人の、いろんな感情に向き合いながら働いています。

1日8時間、週40時間、仕事としてまちのために働ける。

「まちづくり」に取り憑かれている杉本にとって、こんなに幸せなことはありません。


ただ、当然のように、ぼくが公務員として、仕事として関わる「まちづくり」には、たくさんのルールがあります。

それは法律や条例であったり、職場の規則であったり、公務員として働く以上、守らなければならないものです。

当然ですよね。みなさまからの、だいじなだいじな税金をもらって仕事する以上、ルールもなしに好き勝手やるわけにはいきません。


でも。「まちづくりらぼ」ってルールないんです。上司も、部下もいないんです。

唯一絶対の団体理念が「やりたいことを、やりたいやつが、やりたいときに、やる。」でした。


「こんなことやったらまちのためになるんじゃないかな」ってふと思いついたとして。

それを公務員として、仕事としてやろうとするには、たくさんのステップを踏まないといけません。

そもそも杉本が所管している担当業務なのか否か、税金を投入するだけの効果は見込めるのか、それで誰がどれだけ幸せになるのか。

思いつきが形になるまでには、たくさんのステップが必要です。

そりゃ「思いつき」で税金無駄遣いされたら、納税してる人たちにとってはたまったもんじゃないですよね。

だから公務員は「本当にまちのために必要なことなの?」ってことを丁寧に考えるために時間をかけるんです。(と杉本は思っています)

でも。

「この思いつきって本当にまちのためになるのかな?」って疑問とその検証は、

もっと気軽に、小さく始められたらいいなって思うんです。


やってみないとわからないことってたくさんありますよね。

思ったよりもたくさんの人が幸せになるかもしれないし、もしかしたら不幸せになるかもしれない。

「もっとこうしたら上手くいくかも」なんで気づきがあるかもしれない。


誰にも何にも縛られることなく、自分が思ったことを自分の責任で「実験」できるフィールドと、それを応援してくれるなかまがいつもいてくれる場所。

それがぼくにとっての「実験室(Laboratory)」としての「まちづくりらぼ」でした。

「まちづくりらぼ」としてプライベートに実験して、

そのフィードバックを本業としての公務に還元していく。


そんな働き方というか生き方ができたらいいなって走ってみた5年間でした。

できていたかどうかはわかりません。たぶんまだぜんぜん道半ばです。


まちらぼ解散はとーってもさみしいです。

けど、この5年でできたご縁は、これですっぱりなくなるわけでもありません。

これからもそんな生き方を目指して、杉本はがんばります。

この5年。たくさんのひとたちへの感謝を込めて。


おわり


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